寒さの中にも春の兆しが感じられるころとなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私は、花粉が飛び始めることを少し憂鬱に感じる😅今日この頃です。

1月の活動報告になります。大分、時間が立っておりますが・・・。

1月は、母校である東京歯科大学の学生実習への参加と、一昨年前に、カリキュラムを修了させて頂いたトロント大学歯内療法学プログラムでお世話になりましたフリードマン教授と寺内先生が共催する根管治療セミナーに参加させて頂きました。

①非常勤講師として学生実習に伺い、一次救命処置を担当させて頂きました。

歯科麻酔学講座在籍時は、一般の歯科医院で治療が困難な患者様(歯科恐怖症や嘔吐反射など)に対して、静脈内鎮静法や全身麻酔下での歯科治療を行わせて頂いたり、歯科治療時に発生した偶発症における対応などを行ってきました。

この度は学生実習ですが、人に教えるということは、より深い理解が自分にも必要ですし、何より学生の貴重な時間を使っているわけですから、自分的にも熱が入りますし、身が引き締まります。

歯医者なのに、一次救命処置?と感じる方もいるかもしれませんが、歯科治療においても、過度な緊張などにより、歯科治療中や治療後に急激な循環変動などが発生することがあります。

このような有事の際に必要な一次救命処置は、歯科医としても必要な知識や技術となります。

また、人に教えるということは、自分の知識や技術の整理にもなり、質問なども頂き、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

学生の皆さん、大学や歯科麻酔学講座に感謝です😄

②根管治療セミナーへの参加

一昨年前に受講・修了しましたトロント大学歯内療法学プログラムでお世話になりましたフリードマン教授と寺内先生が共催するエンド(根管治療)セミナーへ参加してきました。

3名の海外演者による講演でしたが、特に勉強になったのは、「外部吸収と内部吸収について」講演されたシャノンパテル先生の講義でした。

字の通り、内部もしくは外部から歯が吸収してしまう現象です。

初期症状は乏しく、進行が進むと歯の保存が難しくなる場合もあります。

また、原因の特定が難しい場合もあります。

しかし、早期に発見することが出来れば、治療の選択肢が広がります。

程度により、治療法は異なりますが、歯を保存することも可能です。

どのような症例にもエビデンスを持って、診療をしたいと思い、2023年にトロント大学エンドプログラムに参加した訳ですが、勉強すればするほど、根管治療は奥が深く、歯を残すことができる非常にやりがいのある治療です。

学び続けることは、非常に重要ですね。

知識をブラッシュアップすることができ、非常に有意義な1日を過ごすことができました😄

最後になりますが、当院では、歯科治療が苦手な方にも対応できるように、大学での経験を活かし、静脈内鎮静法を行なっております。

また、歯周病治療、根管治療、歯の移植や再植、インプラント治療、審美補綴、矯正・小児歯科など、さまざまな主訴に対応できるようにしておりますが、歯や歯髄(神経)の保存を主訴に来院する患者様が一番多いです。

今後も研鑽を続け、ご自身の歯で噛むことのお手伝いができればと思いますので、お気軽にご相談ください😄

 

 

 

メープルデンタルクリニック大久保